学校のすぐ隣には Jardin des Plantes de Rouen(ルーアン植物公園…庭園?)という名前の、とっても大きな公園がありました。
学校のお昼休憩にここで食べたり、授業中に課外授業に使ったり、学校の後に遊んだり…ちょっとした憩いの場所。
なんかシーサーみたいなのがお出迎えしてくれる…。
学校の2日目は、初日の街歩き中に仲良くなったチリ人のキャロが公園でのランチに誘ってくれました。
キャロは私より一回り上くらいのお姉さん。
セクシーな竜のタトゥーが背中に入っています。
そして、彼女はスペイン語が母国語なので少しスペイン語訛りのある英語とフランス語を話します。
研究職をしていて娘が1人いる、などお互いに自分の話をし合う私たち。
私の下手くそな英語もゆっくりゆっくり聞いてくれました。
今でもお誕生日には一緒に撮った写真にメッセージを添えて送ってくれる大好きな友達です。
この日はすごく天気がよくて、薔薇が咲いている隣のベンチで一緒にサンドイッチを食べたんだっけ。
また、詩を書いてみようという授業でもこの庭に来ました。
- Comment est le jardin?
- Qu’est-ce que les gens font ?
- Qu’est-ce qu’on peut voir ou faire ?
庭はどんな風?人々は何してる?何が見える?何ができる?
というのを挙げていって、最後にグループに分かれて詩を作る授業!
えー!ほんとに庭まで行って考えるのか…と少しびっくりする私たち。
ドイツ人のレモンちゃんと仲良しの男の子の2人、そして日本人の私達のグループで話し合いました。
レモンちゃんは最初同じA1のクラスだったのに、ぐんぐん伸びていって、すごくフランス語ができるように。
どうしてそんなに伸びるのが早いのー!(>_<)と聞くと、
「私はラテン語の授業を取っていたことがあるから!」と言っていました。
ラテン語はイタリア語やフランス語などの直接の先祖にあたるそうで、英語にもラテン語から多くの語彙が入っているそうです。
そうえば大学でラテン語とってた子いたな…とふと思い出しました。
当時、ラテン語??はて?って感じだったんですけど、ちょっと後悔。
そして、レモンちゃんが率先してくれて出来上がった詩がこちら。
Les plantes sont vertes
le ciel est gris
on entend la pluie
et c’est la vie.
植物は緑色
空は灰色
雨の音が聞こえる
それが人生だ。
すごいいい感じの雰囲気出してるけど、めちゃ簡単でめちゃ適当なんですよね…(^-^;)笑
最後にC’est la vie (セラヴィ)つけるといい感じになるわって盛り上がってました。
先生にも適当さを見透かされたけど、まあいいでしょうって感じだった。
この詩のこと思い出すとちょっとクスッとしてしまう。
庭にはいろんな雰囲気の植物が茂っています。
遊具やペタンクを楽しむおじさん達。
とってものどか。
ペタンク(pétanque)は、フランス発祥の球技。ペタンクの名称は、南フランスのプロヴァンスの方言「ピエ・タンケ(両足を揃えて)」に由来する。スポールブールやプロヴァンサルゲームをベースに1907年に考案されたとされている[1]。
テラン(コート)上に描いたサークルを基点として木製のビュット(目標球)に金属製のブール(ボール)を投げ合って、相手より近づけることで得点を競うスポーツでもある。
Wikipediaより
結構ペタンクしてるおじさん達見かけます。
1度やってみたかったな。
皆で遊ぶ場所としても、公園はとっても便利。
ホームステイ先の食事で太るし最近運動できてない、バトミントンしよ!!
とバトミントンブームを起こした時期がありました。
ちょっと大きめのスーパーでバトミントンをゲットした私達。
学校の後に適当に友達を集めて公園にネットを張って遊んだりしました。
飽きてからは学校に寄贈。
これで親睦を深めてくれ学生達…という気持ちで。
バスケする子たちもいたっけな。
一度混ぜてもらったけど、下手くそすぎて申し訳なくてそれきりにしました。笑
皆すごく優しくて、私にもパスを回してくれる…。
苦手なことでも、この頃は誘われたら一応全部参加するようにしていました。
少しでもフランス語でも英語でもなにか喋りたいから…!!
孔雀も普通に歩いてて、すごくびっくりしました。
え、孔雀…!?C’est normal ??? 普通なの???って。笑
フランスやイギリスの公園には割といるらしい、孔雀…
今回はそんな、ちょっと思い出のある公園の紹介でした。
A bientôt !