オートクチュール刺繍のアトリエ

フランスでのこと5 携帯と銀行

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学校2日目の日記には「もう1週間くらいいる気分(笑)」と書いてある。笑

はやくスッキリしたかったので、到着早々にこれから1年の生活に必要なものを揃えていくための活動を始めました。

まず携帯のSIM

フランスで生活される方にはもうお馴染みでしょうか、

私はfree社を使いました。

月額19.99€でデータ通信210GB、電話は海外も含めてかけ放題

この頃はまだ、今ほど格安SIMが主流ではなく、私もキャリアで契約していました。

しかも月に1万円くらい支払うのが普通の感覚でした。(>_<)今では信じられない。

この機会に初めてSIMフリーにしたりとか、(自分で設定しないといけなかった)

通信費についてちゃんと考えました。

freeで不便な思いをしたことはありませんでした。

テザリングでPCをネットつなげたい時にも役に立ったし、

それが2000円ちょっとしか、かからないなんて!

帰国したらもう戻れないな…と思いました。

帰った頃がちょうど移行期だったのかな、

今やほとんどの人が格安SIMを使っていますよね。

freeは期間1か月から契約できるので、また長期で行くときはfreeを使おうと思っています。

お店に行って1時間くらいで自動販売機からSIMを買うことができます。簡単!

よくわからないときはスタッフの方が教えてくれます。(親切度はかなり人によるかも)

支払方法はクレジットカードのみです。

解約の時は手紙を書かないといけなくて、それがちょっとめんどくさかった…。

興味がある方は検索すると詳しく説明してくださっているブログがたくさんあります!

本当に助かる…

私の時は、タイワネーゼMちゃんが付き添ってくれて、

何から何まで教えてくれました。女神…

french in normandy には日本人のスタッフの方が1人いて、

銀行口座を開くとき一緒についてきてくれました。

1人だったら絶対に苦戦した…。

日本人学生にとって本当にありがたい存在です。(T_T)

フランスでの生活を沢山サポートしてくれました。

フランスの銀行は口座開設するために、アポイントが必要です。

突然行っても対応してもらえません。

個室のような部屋で担当者と話しながら開設を進めていきました。

パリのLCL銀行だと日本語で対応してもらえると聞いたことがあります。

学校と提携していたのがCrédit Mutuelという銀行。

最初の1年は管理費が無料なのですが、1年以降も口座を使う場合管理費がかかります。

口座持ってるだけでお金かかるなんて…ひええ…と思いました。

フランスでは銀行口座を開くと、Carte Bleueというデビットカードみたいな機能のカードも一緒に発行されます。

日常生活での支払いはほとんどがこのカードを使います。

そのため滅多に現金を持ちません。

使うと自分の口座からお金が引き下ろされます。

日本に旅行へ行ったことがあるフランス人の友達に、

「日本はテクノロジーも進んでいる国なのに、どうして現金が多数派なの?」と聞かれたことがあります。

最近でこそPayPayとか楽天Payとかバーコード決済が主流になってきましたが、

やっぱり現金が必要な場面も多いですよね。

お札を曲げないように長財布を使ったり、向きを揃えたり、精神的なものもある気がして、すぐに答えられませんでした。

考えてみたのは、

・フランスのように常にスリに狙われるような治安の悪さではないので、

長財布を持つことに抵抗がないし、現金を持ち歩くことへの恐怖もそこまでない。

フランスでは長財布を使っている人、ほとんどいない気がします。

私が見た限り、みんなすごく小さい財布を使っていた。

・カード払いだとお金を使っている感覚が薄れてきて使いすぎてしまうことがあるため、あえて現金を使う。(私は昔これをしてた)

・現金のやり取りのほうが信用できる(?)

・友達と割り勘するときに現金がないと困る。

最近はPayPayで送りあったりもできるようになりましたよね。

フランスで割り勘するときは、店員さんに自分がいくら分払うのかを申告して別々でCarte bleueやカードで支払います。

こうして考えてみても、やっぱり治安が大きいのはあるのかなあ。

フランス人に聞かれて改めて日本について考える機会は非常に多くて、それもまた面白かったです。

フランス人は議論が好きっていうことを聞いていたので、(これは本当だと思った)

日本のことを聞かれたときにちゃんと説明できるよう、自分の意見を言えるよう、

面白い会話ができるように、出発前は図書館に通って沢山インプットして少し準備をしていました。

原発とクジラの話は絶対来るだろうな~と思っていたけれど、やっぱり出ましたし…

これもまたどこかで書けたらいいな…(^_^;)

語学学校には学生の留学生の子たちが沢山いて、私は学生の頃に行けなかったこともありちょっと羨ましい気持ちもありました。

でも26歳から27歳にかけての時期に行けたのは、

社会人を経験したから見えることや、生まれた意見もあって、その点は良かったなと思います。

語学学校には日本人も日本以外の国の方も、若者に限らず休暇がてら勉強に来ている大人の方たちもいました。

中にはおばあちゃんも!

様々なバックグラウンドの広い年代の人たちとお話できるのはすごく面白かったです。

私が学生の頃だったら、もじもじして全然話せなかったと思う…(笑)

海外に出たら日本語を話してしまうので日本人を避ける、という方もたまにいますが、

逆に日本では出会わなかったような日本人の友達ができたりするのも楽しい点だと思います。

今日の記事は、ちょっと事務的な話が多くて写真の紹介が何もなかったので、

最後にホストファミリーの旅行中、

代わりに私たちにご飯を作りに来てくれていた夫婦のワンちゃんを載せておきます(^^)/笑

A bientôt !