オートクチュール刺繍のアトリエ

フランスでのこと3 フランス家庭料理3

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Salut tout le monde !:D

皆さんこんにちは!

Salut(サリュ)はやっほーって感じの挨拶でよく使います。(^-^)

前回の続きでもう少しだけホームステイ先で作ってもらった料理たちを紹介します。

クレープ!♡夜ごはんの後のおやつタイムに用意してもらいました。

隣に写っている、キャラメルソースがおいしくて私はそればっかりかけてた気がする。

あとはヌテラとかジャムとか…

フランスでのクレープは大体平たい状態でフォークとナイフで食べます。

最近パリに日本っぽいクレープのお店ができて人気だと聞きました。

マドレーヌやフィナンシェ

パクパク食べてしまう。

休日の朝にご近所さんが持ってきてくれたブリオッシュ。

ぷっくりつやつやで、すっごく可愛くてときめきました。

写真ではわかりにくいんですけど、かなり大きいんです。

手のひら2つ分くらいの直径。

その日は珍しく休日に予定をいれずに家でのんびり過ごしていたので、一緒に食べよう~とお母さんが言ってくれて私も食べました。

家にいてよかったー♡と思った日。笑

絵本にでてきそうなベリーのパイ。

これもベリー系かな。

中身はなんだったか忘れちゃった!一口サイズのおしゃれなパイ。

お客さんが来ることもあって、学校から帰るとホストファミリーのお友達夫婦がくつろいでいて挨拶することも。

初めましてでもビズ(ほっぺをくっつけて、チュッと口を鳴らす挨拶)をするのに最初戸惑いました。

おもてなし用のカワイイお菓子を一緒に頂きながら、すごいスピードのフランス語の会話をわけわからずに聞いてるふり…笑

たまに話しかけてくれるので頑張ってしゃべってみたり。

これはラクレットのセット!

右下に取っ手がついたスコップみたいなやつあるのわかるでしょうか。

そこにチーズをのっけて、ラクレット用の機械であっためます。

するとチーズがとろりとする…(^-^)♡

このラクレットメーカー1家に1台あるのかな?

ラクレットパーティーで私たちは大喜び。

C’est trop bon.(めちゃおいしい)を連発する私に、この時一緒に住んでたコロンビア人の子は大笑い(^-^)

すごく楽しいディナーでした。

これ一瞬何かと思ったけどタコです(笑)切り方(笑)

チリみたいなのがかかってます。

悪魔の魚って呼ばれているみたいなのを前情報で読んでいたので、

西の人達はタコを食べないのかと思っていたけど、普通に食べてました。

このお皿可愛い。

ところで、食後のデザートのボリュームすごくない?って思った方いますよね。

ほんとにディナーは長いし多い…!

大体20時スタートで、

ご飯→チーズタイム→デザートタイム→紅茶

の流れです。

すごい長い時間かけて夕飯の時間をみんなで過ごします。

たまにご飯の前にアペロが入ったりもする。

「アペロ(l’Apéro)」とは、ディナーの前に軽くお酒を楽しむフランスの習慣のこと。 食前酒を意味する「アペリティフ(apéritif)」の略で、夕食の前に軽くお酒を飲みながら、家族や友人たちとおしゃべりを楽しむ時間のことを表します。(ってネットに書いてあった)

20時遅いなとも最初思ったけど、学校が17時に終わって、街で友達と遊んでから家に帰ってご飯、という流れにもできるし、

20時まで勉強してあとはご飯食べてゆっくりする、という流れにもできて、

割と時間が使いやすくて慣れたら結構丁度いい時間だと思いました。

チーズタイムはこんな感じで、メインとデザートの間に挟みます。

プレートにいろんな種類のチーズが乗っていて、好きなのを各々切ってバゲットと食べます。

チーズは切り方があって、横から縦に切って進める…なんて言えばいいんだろう。

この青のラインにナイフを入れます。

右のように先っぽを切るのはダメだそうな。

さすがに毎日この生活していたら太るので、バゲット食べないようにしてたのですが、

お父さんに、

バゲットと食べるのがおいしいんだよ!チーズの強さを中和していい具合になるんだ!

と力説されたので、できるだけバゲットと食べました。(T_T)おいしいけど笑

チーズがなくなるとお母さんが買い足してくれます。

その都度違う種類が増えてたりして、楽しみでした。

右の丸い赤いチーズは癖がない子供向けのチーズ。

bébé fromage (べべ フロマージュ)と呼んでました。

べべは赤ちゃん、フロマージュはチーズのこと。

タイワネーゼMちゃんはいつもこれ。

いつもすごいケーキがでてくるわけではなくて、デザートタイムはヨーグルトで済ませる日もありました。

これはお父さんがはまってたRiz au Lait (リ・オ・レ)。

Rizは米、Laitはミルクのことです。

初めて見た時びっくり。

米を…バニラヨーグルトに…なぜいれた…???というのが私の正直な感想…。

でも普段私たちが食べてる米の概念を捨てて、

デザートとして、これはこれ、という頭で食べると好きな人がいるのもわかる…かも…?

でも私がリ・オ・レを食べたのは1回きりでした。笑

たまにラブラドールのミアも一緒です。

フランス語が全然できないうちは、人間サイドよりミアのほうが近しい気分でした…(T_T)

ヒトの言葉がなんとなくしか理解できないし、発することもできない…ってこんな気分?って。

すると防衛本能なのか気持ちも子どもっぽくなったりするんですよね。

声が高くなったり、無邪気にふるまったり。

でももう赤ちゃんになったつもりで、五感フル活用で遊びながら真似しながら、吸収しようと必死でした。

ジェスチャーがすごい大きくなって、今でもその癖は引きずっています。

沢山食べ物の写真を振り返ったので、すごく食べたい気持ちになりました。

皆さんの食欲を刺激したところで(^^)/

A bientôt ! (ア ビアント またね!)